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Accounting

固定資産台帳の作り方|エクセル記入例と必須項目

無料のエクセルテンプレートを使いながら、固定資産台帳に必要な項目、記入例、更新のルールを整理します。台帳に項目が揃っているかをセルフチェックできます。

※本記事は広告(アフィリエイトリンク)を含みます。
※内容は一般的な実務情報の概要のため、最終的な判断は最新の公式情報や専門家への確認を前提にしてください。

固定資産台帳は、減価償却費を計算するためだけの表ではありません。取得した資産の現物、証憑、設置場所、除却・売却の履歴まで追えるようにする管理表です。エクセルで作る場合でも、必要な項目をそろえておけば、決算前の確認や税理士への共有がスムーズになります。

この記事では、Good Choiceの無料エクセルテンプレートの記入例をそのまま画面で確認しながら、台帳に必要な項目をセルフチェックできるようにしています。減価償却の考え方は減価償却とは?定額法・定率法の違いを、少額資産の処理は少額減価償却資産の特例の判定もあわせて確認してください。

この記事でできること

  • 固定資産台帳に必要な項目を確認できます。
  • 無料エクセルテンプレートの記入例を画面で確認できます。
  • 自社の台帳に項目が揃っているかをセルフチェックできます。
  • 台帳作成の手順と更新ルールを確認できます。
  • 会計ソフトの固定資産管理機能への移行目安がわかります。

まず結論

固定資産台帳は、「取得情報」「償却情報」「管理情報」の3グループを押さえると整理しやすくなります。

取得情報資産名・取得日・事業供用日・取得価額
償却情報耐用年数・償却方法・年間償却費
管理情報設置場所・証憑保管場所・備考(除却/売却)

図解:台帳作成の流れ

台帳は、項目を決めてから取得・償却・管理の順に記入し、更新ルールまで決めると運用が安定します。

1項目を決める

必要な列(取得・償却・管理)をそろえる

2取得情報を記入

取得日・事業供用日・取得価額を記録

3償却情報を記入

耐用年数・償却方法・償却費を記録

4管理情報を記入

設置場所・証憑保管場所・備考を記録

5更新ルールを決める

除却・売却・移動・年1回の照合を決める

基礎解説:台帳に必要な項目

固定資産台帳の基本項目は次のとおりです。Good Choiceの無料テンプレートも、この項目で構成しています。

項目記入内容注意点
資産名資産の名称・型番同種資産は識別できる名前にする
取得日購入・取得した日事業供用日と区別する
事業供用日事業で使い始めた日減価償却の開始基準
取得価額本体価格+付随費用送料・設置費を含める
耐用年数法定耐用年数資産区分・用途で確認
償却方法定額法・定率法など届出状況を確認
設置場所設置・管理部門現物照合に使う
証憑保管場所請求書等の保管先・URL電子保存先も記録
備考除却・売却・保守など履歴を残す

記入例(テンプレートの内容)

無料エクセルテンプレート gc-fixed-asset-ledger-v2.xlsx の記入例です。年間償却費は定額法(取得価額 ÷ 耐用年数)の概算です。

資産名取得日事業供用日取得価額耐用年数償却方法設置場所証憑保管場所年間償却費(概算)
ノートPC2026/4/52026/4/10300,0004定額法本社 経理クラウド/2026/04_PC75,000
複合機2026/5/202026/5/25600,0005定額法本社 総務クラウド/2026/05_copy120,000

テンプレートへの落とし込み手順

減価償却の計算例(取得価額 300,000円・耐用年数4年)を、そのまま上のテンプレートに記入する手順です。年間償却費はテンプレートの数式が定額法(取得価額 ÷ 耐用年数)で概算します。

1テンプレートを開く

gc-fixed-asset-ledger-v2.xlsx をダウンロードして開く

2資産名・日付を入力

ノートPC/取得日 2026/4/5/事業供用日 2026/4/10

3取得価額・耐用年数

取得価額 300,000円/耐用年数 4年

4償却方法を選ぶ

定額法を選択

5年間償却費を確認

300,000 ÷ 4 = 75,000円(数式が自動計算)

6証憑保管場所を記入

クラウド/2026/04_PC など保管先を残す

このまま使えるテンプレート

上の手順は無料の固定資産台帳テンプレート(Excel)で再現できます。年間償却費の列には定額法の数式が入っています。

固定資産台帳テンプレート(Excel)をダウンロード

セルフチェックツール:台帳の項目は揃っている?

自社の固定資産台帳にある項目にチェックを入れると、網羅率と不足している項目を表示します。

実務手順

図解「台帳作成の流れ」で台帳の構成をつかんだら、この台帳を日々どう運用するか(取得のつどの登録から年1回の照合まで)を手順として確認します。

  1. テンプレートを用意する無料テンプレートをダウンロードし、自社用に列を調整します。
  2. 取得時に登録する購入のつど、取得情報と証憑保管場所を記入します。
  3. 償却情報を確認する耐用年数・償却方法を確認し、年間償却費を計算します。
  4. 変動を反映する除却・売却・移動を備考と日付で記録します。
  5. 年1回照合する現物・証憑・残高を台帳と照合します。

運用チェックリスト

台帳運用で確認したい項目です。画面上でチェックできます(保存機能はありません)。

0 / 5 完了

よくあるミス

よくあるミス防ぐための確認
購入時だけ登録し、移動・廃棄を更新しない除却・売却・移動を備考に記録し、年1回照合します。
取得日と事業供用日を混同する事業で使い始めた日を別欄で記録します。
証憑の保管場所がわからなくなる台帳に保管先やURLを記録します。
エクセルの数式が壊れる・最新版が不明数式を保護し、ファイル名で版を管理します。

関連テンプレート

台帳の更新と照合が手作業で重くなってきたら

資産件数や拠点が増えると、エクセル台帳の更新・数式管理・証憑との突合が負担になります。会計ソフトの固定資産管理機能を使うと、登録から償却計算・仕訳まで一元化しやすくなります。

FAQ

固定資産台帳はエクセルで作ってもよいですか?

資産件数が少なく管理者を限定できる会社では、エクセルでも運用できます。件数や拠点が増えると、数式破損や更新漏れが起きやすいため、会計ソフトの固定資産管理機能も検討します。

固定資産台帳に最低限必要な項目は何ですか?

資産名、取得日、事業供用日、取得価額、耐用年数、償却方法、設置場所、証憑保管場所、備考が基本です。記事のセルフチェックツールで網羅状況を確認できます。

取得日と事業供用日は分けて記録すべきですか?

はい。減価償却の開始は事業で使い始めた事業供用日を基準にするため、取得日と分けて記録すると決算時に説明しやすくなります。

台帳はどのくらいの頻度で更新しますか?

取得・除却・売却・移動のつど更新し、少なくとも年1回は現物と台帳を照合する運用が安全です。

まとめ

固定資産台帳は、取得情報・償却情報・管理情報の3グループをそろえることが土台です。無料テンプレートで記入例を確認し、セルフチェックで不足項目を埋めましょう。資産件数や拠点が増えて更新・照合が重くなってきたら、会計ソフトの固定資産管理機能を検討する選択肢もあります。税務上の最終判断は最新の公的情報と税理士確認を前提にしてください。

この記事は一般的な実務情報の提供を目的としています。税務・労務・法務などの判断が必要な場合は、税理士・社会保険労務士・弁護士などの専門家へ確認してください。

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